「特別の教科 道徳」における海洋教育の単元開発

(海と日本2021)

REPORT 活動報告

35人が参加!オンラインで大阪大学船舶海洋試験水槽と中継して水中ドローンでウミガメ体験?! -海と日本PROJECT-を開催しました!

一般社団法人アートをコアとしたコミュニケーションデザイン大学コンソーシアム(略称:ACCD大学コンソーシアム)は、大阪大学の船舶海洋試験水槽を使用した水中ドローンでの実験と、演劇的手法を用いたセリフや心情を考える体験型オンラインイベント「海の日の次の日イベント 水中ドローンでウミガメ体験?! -海と日本PROJECT-」を、2021年7月23日に開催いたしました。

イベント概要

「水中の世界でウミガメはどんなくらしをしてるのかな?」「海に浮かぶビニール袋やごみはどんな風に見えるんだろう?」水中ドローンを使ってウミガメの目線を体験してウミガメの気持ちになりきって考えてみるイベントです。 大阪大学の船舶海洋試験水槽に水中ドローンを入れ、参加者はウミガメの視点を体験しました。演劇的手法を用いてウミガメのセリフや心情を考える体験を通して、児童の想像力を働かせ具体的なイメージを持たせることで海への親しみや愛着を育みました。

・日時     2021年7月23日(金祝) 午前10時30分〜12時
・開催場所 zoomミーティングルーム
      配信京都会場 KAIKA
      配信吹田会場 大阪大学 船舶海洋試験水槽(二次元水槽等)
・参加人数 35人(見学人数 7人)
・後援 京都市、京都市教育委員会
・協力 大阪大学大学院工学研究科 助教 飯田隆人氏

ごみがジャマだ〜!ウミガメになって見てみたら・・・?

「海のことをもっと知ってほしい!身近に感じてほしい!」と大阪大学の飯田隆人助教の協力の元、水中での視点という体験を子どもたちに提供することができました。

細長い二次元水槽に水中ドローンを入れ、進行方向に漁網やペットボトルを投入し、入浴剤を入れて水が濁ると視界が悪くなる様子をみんなで見ました。

続いて平面の水槽にプラスチックごみや障害物を設置。参加者がzoom越しに指示を出してドローンをゴール地点まで操作しました。

実際に参加する子どもたちからは「はじめて、カメの目線になってカメの気持ちを実感できた!」「人間から見たら普通サイズだけど、カメ目線で見たらごみって相当大きいんだと知りました」という感想の声を聞くことができました。

俳優さんと一緒に楽しい体験をーオンラインでも、主体的に参加できるイベントに!

このイベントのもう一つのポイントは、プロの俳優さんを講師に迎えて、演劇的手法を用いてアイスブレイクを行なったことです。

楽しい雰囲気の中、海にちなんだニックネーム(フィッシュネーム)を考えたり、チームで生き物の動きを考えたりと、他の参加者と共有することで異なる価値観・多様な価値観に触れることが可能になると考えました。

終了後のアンケートでも、保護者の方より「ナビゲーターの方々の『子どもたちへのコミュニケーション力』『教育力』を感じた。」「最初は嫌がっていた子ども達が楽しかったと言った」という好意的なご意見をいただくことができました。

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一社)アートをコアとしたコミュニケーションデザイン大学コンソーシアム
(略称:ACCD大学コンソーシアム)

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電 話 075-353-2191(平日10:00-18:00)
E-mail accd@accd-c.org

日本財団海と日本PROJECT

「特別の教科 道徳」における海洋教育の単元開発(海と日本2021)事業
この教材は次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環で作成されています。