「特別の教科 道徳」における海洋教育の単元開発

(海と日本2021)

REPORT 活動報告

観て、演じてみる演劇体験授業で海の世界を感じる 大阪市立小学校で学校公演『かいくんのさがしもの』×演劇体験ワークショップを開催しました!

大阪市立小学校で学校公演『かいくんのさがしもの』を上演後、海の世界を感じてもらう演劇体験授業を実施。子どもたちが俳優に海のクイズを出題したり、俳優と一緒に創作演劇に挑戦したりと、海の問題を当事者意識を持って考えるきっかけにしてもらいました。

イベント概要

CT紙芝居教材『かいくんのさがしもの』の演劇版上演と、海を体験する演劇授業を関連して実施しました。
児童約100名と俳優が、芸術作品を鑑賞するだけでなく、実際に演じてみる体験の形に挑戦しました。

(日程)
・学校公演『かいくんのさがしもの』上演
10月6日(水)9:45〜10:30/10:45〜11:30(同内容分散上演)
・演劇体験ワークショップ授業
10月13日(水)9:45〜10:0/10:45〜11:30
10月20日(水)9:45~10:30/10:45〜11:30
(開催場所) 大阪市立小学校
(参加人数)
学校公演観劇 小学5,6年4クラス
授業参加 小学5年生2クラス、小学6年生2クラス
(協力団体) 劇団衛星

学校公演『かいくんのさがしもの』上演

2021年10月6日(水)に、ICT紙芝居教材『かいくんのさがしもの』を演劇作品化した、学校公演『かいくんのさがしもの』を上演しました。小学5年生、小学6年生あわせておよそ100名ほどが観劇し、海の世界を体験しました。

子どもたちが普段過ごしているいつもの体育館が、海を表現するセットと照明によってまるで海の世界のようになりました。舞台両端には一つずつ大きなスクリーンが置かれ、紙芝居が投影されました。

照明や紙芝居の投影で海の世界が表現される中、紙芝居から飛び出したかのように俳優が演技をする「紙芝居」×「演劇」のコラボレーションで、ウミガメなど海の生物が生きる様子を体感しました。

子どもたちは海の世界観に引き込まれるように劇に見入っていました。

紙芝居の中では、ウミガメが過酷な試練をくぐり抜けて長い距離を移動することや、海の中に捨てられたプラスチックごみが海の生き物にとって危険であることが描かれています。世界観に入り込み、海の生物の目線に立つことで、共感し、子どもたちが自らの課題として考えられるような仕組みにしました。

上演終了後は、子どもたちから感想を聞いたのち、海に関するクイズを子どもたちに出題してもらいました。回答者は俳優たちです。上演に用いた音響設備を用いてクイズの出題効果音を流すと、子どもたちは大喜びでクイズを出していました。子どもたちは自分の海に関する知識を積極的に披露し、ウミガメはなぜ涙を流すのか?や、社会科で習った漁獲量に関する問題など、難問を出題して俳優たちを悩ませていました。

子どもたちに向けてクイズを出題するのではなく、子どもたちが出題者であるというデザインによって、子どもたちが主体的に海について考えたり、知識を共有しあったり、今後積極的に海について調べるように導きました。

劇を観てみたあと、海を感じて演じてみるワークショップ

『かいくんのさがしもの』に出演していた俳優が5,6年生の教室に入り、演劇創作体験のワークショップを実施しました。

「私は誰でしょう?」ゲームを行い、海の生き物になりきって、どの海の生き物か当て合ったりして楽しみました。

また、ゲームでなりきってみた体験をもとに、簡単な劇を創りました。無人島が舞台の劇や、ウミガメが登場人物の劇など、海に関する劇をいくつかのグループに分かれて作ってみて、お互いに発表を見せ合いました。

劇の世界に没入して共感した体験をもとに、今度は自分で演じてみるという経験をすることで、より海のこと、海の問題に当事者意識を持てるような授業を意識しました。楽しみながら、海を大切にする気持ちに気づき、今後も興味を持ち続けてもらうきっかけとして、大きな社会的価値があったと考えられます。

参加した子ども・保護者からの声

・(ウミガメが)​​1000ひきに1ひきしか戻らないなんて知らなかった。そんな難しいことなんだなぁ。
・ごみでこんなに海の生物は苦しむのか。ごみを捨てないように気をつけないとなと思った。
・大切な話だけど、笑いもあった。

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日本財団海と日本PROJECT

「特別の教科 道徳」における海洋教育の単元開発(海と日本2021)事業
この教材は次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環で作成されています。